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ジビエについて

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「本当は、1頭残らず、食べれるシカにしたい」


国はシカやイノシシを食肉として利活用する方針を打ち出している。「ジビエ需要の開拓・創出」「良質ジビエの安定供給」によって、ジビエの産業化をねらう。

動物行動学が専門の麻布大学の南正人准教授(62)は、この政策に懐疑的だ。

「そもそも野生動物のマネジメントとジビエの産業化は相反することなんです。減らそうとしているのに、減ったら困るわけですから。それに、おいしく食べるための撃ち方と、駆除の撃ち方は違います。駆除のときは心臓を撃とうが腹を撃とうが構わないわけです。しかしおいしく食べるためには首や頭を狙わないといけない。ジビエは僕はやったほうがいいと思っていますが、その意味は、ハンターが生きていくためです。それと野生動物のマネジメントを組み合わせるから、おかしなことになる」


南准教授は「ハンターまかせのマネジメントになってはいけない」と強調する。

「野生鳥獣対策で重要なのは、行政が、中長期的な計画にもとづいて、科学的な管理を行うことです。そこには担い手の問題も含まれます。ハンターの“社会貢献”に依存するのではなく、専属的で職能的な捕獲者を養成して、次の体制に移行していくことが必要です。また、野生鳥獣にしろ、畜産動物にしろ、人間は生き物の命を奪ってコントロールしています。多くの人がその実感を持ち、生き物に対する共感を持った上で、じゃあどうしたらいいかを議論するような、きちんとした環境教育を行っていくべきだと思います」



たまたま見つけたジビエ関連の記事ですが、物凄く共感し、とても考えさせられました。


国のジビエ振興についての矛盾はずっと思っていた事です。


またジビエの産業化についても需要を増やすことが出来ても、安定して良質のジビエを将来的に供給し続けることは難しいと思います。


「人間は生き物の命を奪ってコントロールしている」


これは重い言葉です。


ただ「獲った命は無駄にはしたくない」この気持ちだけは絶対に忘れないでいたいと思います。



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by sanyahoukou | 2019-09-11 06:00 | 狩猟 | Comments(0)

信州の山の中に家族3人暮らし。狩猟、山歩き、釣り、採集した食材での料理など、山での暮らしの記録。


by HATA